対ボスニア・ヘルツェゴビナ支援の方針

  1. 基本方針
    1. 日本の支援の意義
      • ボスニア・ヘルツェゴビナの安定は南東欧地域全体の安定にとり重要。
      • 日欧協力の強化
      • ボスニアのEU加盟を視野に入れた関係構築
      • 国際社会の一員として、ODAを通じたボスニアの平和構築や貧困削減、経済発展に貢献することは重要。
      • 日本の対アジア協力及びこれまでの対中・東欧諸国協力の経験を踏まえた協力は、ボスニアの発展にとり有益。
    2. 我が国支援の基本方針
      • ボスニアの平和定着のため、民族融和の推進と経済安定化を目指し、関係国、関係国際機関とともに協力を実施。
      • これまでの戦後復興を目的としたBHN(基礎生活分野)の施設整備や社会・経済インフラ再構築等のハード面中心の協力から、キャパシティ・ビルディングなどのソフト面にも重点を置いた協力に転換していく。
      • 対ボスニアについても支援重点分野の選択と集中を行い、より効果的な支援を実施する。
  2. 援助重点分野
    1. 平和の定着支援
    2. 市場経済化支援
    3. 環境分野支援