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平成21年12月16日:ヨヴァン・ドゥチッチ小学校訪問

  • 12月16日、日本大使館はイリジャ市内の小学校において折り紙ワークショップを行い、日本文化を紹介しました。子供たちは真剣な眼差しで折り紙に取り組み、日本に対する関心を深めていました。

平成21年11月5日:罍大使によるモスタル大学講演

  • 11月5日、モスタル大学哲学部主催により罍大使による講演が行われ、「日本の対ボスニア・ヘルツェゴビナ経済支援の背景及び日本の経済発展の秘訣」につきに講義しました。生徒達は大変関心を持って聴講し、質疑応答も活発に行われました。

  • なお、10月28日には、ゼニツァ大学長の招きにより同大学にて「日本の外交と戦後復興の秘密」をテーマに講演を行っています。

モスタル大学での講演の模様

平成21年11月4日:浮世絵レクチャー・デモンストレーション

  • 日本大使館は国際交流基金と共に、SONYの協賛を得て、サラエボ大学芸術学部キャンパス内にて浮世絵レクチャー・デモンストレーションを開催しました。

  • 浮世絵は江戸時代に庶民の日常生活関わる題材を分かりやすく描いた絵画であり、大衆文化の発展と共に大きく発展しました。浮世絵の主な作成方法は版画によるもので、絵師、彫師及び摺師の三者の高度な技術が絡み合い、レベルの高い印刷技術が実現しました。浮世絵版画は日本を代表する美術品として海外でも高い評価を得ています。

  • レクチャーは安達氏、デモンストレーションは京増氏により行われ、多くの観客がその高度な技術を堪能しました。両氏はアダチ版画研究所に所属しています。

平成21年10月31日:第9回柔道トーナメント"BiH & Nippon"

  • 10月31日、サラエボ市近郊のボゴシチャに於いて、BH柔道連盟及び日本大使館の共催、当地柔道クラブ”ボスナ”及び”シティー・センター”の協賛により「第9回柔道トーナメント”BiH &Nippon」が開催されました。

  • 子供から大人まで重量別に650名以上が参加し、近隣諸国(クロアチア、モンテネグロ及びセルビア)からも多くの柔道家が参加しました。本年10月パリにおいて開催された「柔道世界選手権」にて金メダルを獲得したラリッサ・チェリッチ氏も参加しました。

  •  日本大使館は本トーナメントを9年にわたり支援してきており、2001年に日本政府より草の根文化無償にて供与された畳が毎年活用されています。

平成21年10月6日:SOSキンダードルフ子どもセンター訪問 「子供週間」で日本紹介

  • 10月6日、日本大使館は9月に引き続きキンダードルフ子供センターを訪問し、日本紹介を行いました。ボスニア国内各地では、毎年10月第1週目にボスニア政府やユニセフの協力の下「子供週間」を実施し、子供向けの展覧会や小運動会、映画上映や体験学習などが行われています。

平成21年9月30日:日本映画「シコふんじゃった。」上映会

  • 9月30日、日本大使館とサラエボ大学演劇学部は日本映画上映会を行いました。映画は16mm映写機及び同フィルムを利用し、日本語音声と英語字幕で上映されました。

  • 周防正行監督の『シコふんじゃった。』(1992)は第35回ブルーリボン賞作品賞ならびに第16回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品です。本作品は多くの観客を魅了するだけでなく、相撲という日本の国技についての新しい一面を観客へ伝えました。

平成21年9月10日:SOSキンダードルフ子どもセンター訪問

  • 9月10日、日本大使館はサラエボ市内にある子供たちに支援活動を行っているSOSキンダードルフ子どもセンターを訪問し、日本文化紹介のワークショップを行いました。本センターでは、子供たちの放課後や週末の集いの場としてや、身寄りのない子供たちの学ぶ場として様々な活動が行われています。参加した子供たちは日常生活ではあまり触れることのない日本の文化に触れることができ、大変楽しんだ様子でした。子供たちには折り紙等日本の遊びを紹介した他、日本語で自分の名前を書いてもらい、日本への関心を深めてもらいました。

平成21年7月31日-8月14日:日本ビデオ・ウィンドウ-21世紀日本ビデオアート展

  • 7月31日から8月14日Duplex/10m2展示ギャラリーにて現代アートの団体DADADAにより日本の21世紀ビデオアートが紹介されました。このアート展では6人の日本人映像アーティストによる展示、現代ビデオアートにおける新技術に関する講演、アーティストの稲次義明教授によるサラエボ芸術アカデミー、ボスニアの若手のアーティスト、一般聴衆向け講習会という3部で構成され、サラエボの人々が日本の現代ビデオアートを目にすることができました。

 

平成21年7月22日:邦楽バンド・ひのき屋によるコンサート

  • 7月1日から7月31日にかけて開催される音楽祭バシチャルシア・ノチにて、22日邦楽バンド「ひのき屋」がコンサートを行いました。日本の太鼓や篠笛、ギター等様々な楽器を使いサラエボの夏の夜を盛り上げ、観客を魅了しました。前回の2007年サラエボ公演時は大雨に見舞われたものの、今年は天候にも恵まれ多くのボスニア市民やボスニアを訪れている観光客にとって和楽器の美しい音色を知る良い機会となりました。

平成21年6月17日:罍大使、バニャ・ルカ囲碁クラブを訪問

  • 6月17日、罍大使はバニャ・ルカ囲碁クラブを訪問し、平成20年度文化庁より欧州へ派遣されていた小林千寿棋士(5段)及び「千寿会」(囲碁の海外普及活動に力を入れる同氏主催の団体)より寄贈されたデモ用碁盤及び碁石を引き渡しました。旧ユーゴ時代の1963年に当国に囲碁が伝わり、同囲碁クラブは1965年に設立され、当時、プラント建設のためバニャ・ルカに滞在していた日本人技師が碁の指導を行ったことにより活動が活発となりました。旧ユーゴ紛争の勃発に伴い一時活動を休止しましたが、終戦後活動を再開し、現在会員数は40名程までに回復し、欧州各国のトーナメント戦や日本棋院主催のトーナメント戦などに参加しています。