2012年11月20日
「リュビニェ市水供給システム整備計画」引渡式実施
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11月20日,ボスニア・ヘルツェゴビナ南部のリュビニェ市において,草の根・人間の安全保障無償資金協力「リュビニェ市水供給システム整備計画」(65,646ユーロ〔8,796,564円〕)の引渡式が行われ,山崎日出男駐ボスニア・ヘルツェゴビナ大使が式典に出席しました。
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本計画では,水源における汲上げポンプの老朽化や故障による恒常的な水不足や,手作業による塩素消毒が行われていたリュビニェ市において,汲上げポンプ1台及び自動塩素処理機1台の新規設置により,水不足の解消及び水質の確保を行いました。これにより,約4,500人の住民に対し,安全な水を安定的に供給することが可能となりました。また,本計画により,同市の主産業である酪農業が活性化されることにより,住民の雇用促進・所得増進につながることが期待されています。
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日本政府は,総合的な水資源管理の推進を重要課題の一つと位置づけ,1996年より約100万ユーロに及ぶ対ボスニア・ヘルツェゴビナ水道関連事業支援を行っています。
2012年7月19日
「ボサンスコ・グラホボ市水道設備改修計画」引渡式実施
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7月19日,ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボの西約300キロに位置するボサンスコ・グラホボ市において,草の根・人間の安全保障無償資金協力「ボサンスコ・グラホボ市水道設備改修計画」(74,228ユーロ〔9,946,552円〕)の引渡式が行われ,山崎日出男駐ボスニア・ヘルツェゴビナ大使が式典に出席しました。
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日本政府は,送水管の老朽化により水損失が70%に達していたボサンスコ・グラホボ市において,同計画により全長3,681mの送水管改修工事の支援を行いました。これにより,恒常的な水不足が解消され,約5,000人の住民(帰還民)への安定した水供給が可能となります。また,水の安定供給によって,同市の重点分野である農林・酪農業が促進され,住民の雇用促進・所得増進につながることが期待されています。
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日本政府は,総合的な水資源管理の推進を重要課題の一つと位置づけ,1996年より約100万ユーロに及ぶ対ボスニア・ヘルツェゴビナ水道関連事業支援を行っています。
2012年6月7日
「グラチャニツァ市プリバヴァ村水道整備支援計画」引渡式実施
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6月7日,ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボの北東部約185キロに位置するグラチャニツァ市において,草の根・人間の安全保障無償資金協力「グラチャニツァ市プリバヴァ村水道整備支援計画」(60,415ユーロ〔8,095,610円〕)の引渡式が行われ,山崎日出男駐ボスニア・ヘルツェゴビナ大使が式典に出席しました。
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日本政府は,適切な水供給システムが構築されていないことによる水の不法使用や断水が続いていたグラチャニツァ市プリバヴァ村において,同計画により送水管の改修・整備の支援を行いました。これより,約2,300人の住民及び約30社の中小企業が安定した水を確保できるようになり,また,以前より問題となっていた水の不法使用を防止し,適正な水管理を行うことが期待されています。
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日本政府は,総合的な水資源管理の推進を重要課題の一つと位置づけ,1996年より約100万ユーロに及ぶ対ボスニア・ヘルツェゴビナ水道関連事業支援を行っています。
2012年1月19日
「クリューチ診療所救急医療環境整備計画」引渡式実施
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1月19日、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボの北西約200キロに位置するクリューチ市の診療所において、我が国の草の根・人間の安全保障無償資金協力「クリューチ診療所救急医療環境整備計画」(58,024ユーロ(7,775,216円))の引渡式が行われ、山崎日出男駐ボスニア・ヘルツェゴビナ大使が式典に出席しました。
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同計画において日本政府は、クリューチ診療所において、救急医療サービスを向上させるため、救急病棟を全面的に改修し、救急車両を整備しました。同計画により、救急病棟の利用者(年間約12,000人)及び救急病棟医療関係者が直接裨益することになります。また、救急医療サービスの向上により、搬送時や診療時の患者の精神的・身体的負担が大幅に軽減することが期待されます。