平成25年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「チャイニチェ市ヨバン・ドゥチッチ小学校校舎改修計画」引渡式の実地

  

 4月20日,ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボの南東約110キロに位置するチャイニチェ市において,平成25年度草の根・人間の安全保障無償基金協力「チャイニチェ市ヨバン・ドゥチッチ小学校校舎改修計画」の引渡式が行われ,宮崎和政大使館参事官,ダネ・マレシェビッチ・スルプスカ共和国教育・文化大臣,ゴラン・カラジッチ・チャニチェ市長,ボヨ・パピッチ同校校長が式典に出席しました。
 
 日本政府は,ヨバン・ドゥチッチ小学校の校舎の老朽化した外壁や雨樋,窓,ドア,洗面所等を改修するとともに,校舎の周囲にある通路の凍結等による転倒防止を目的とした手すりの設置を行うために,同小学校に対し,本計画を通じて93,431ユーロ(9,997,117円)の供与を行いました。本計画により,約320人の児童及び24人の教職員に対して,安全で快適な教育環境を提供するだけでなく,教室内の熱効率が向上することによる暖房費の節約につながり,ひいては環境保護にも貢献することが期待されています。また,同小学校は周辺住民の集会場・運動場としての役割も果たしており,本計画により,潜在的に同市の住民5,300人も裨益することになります。
 
 日本政府は,教育環境改善を重要課題の一つと位置づけ,1996年より開始された草の根・人間の安全保障無償資金協力等を通じて80以上の小学校に対し教育関連事業支援を行っています。