平成26年度草の根文化無償資金協力「スポーツ活動を通じた地域融和のためのモスタル市スポーツセンター改修計画」引渡式の開催
平成28年10月13日
10月9日、ボスニア・ヘルツェゴビナ(BH)南部モスタルにおいて、リューボ・ベシュリッチ・モスタル市長の主催によって、平成26年度草の根文化無償資金協力「スポーツ活動を通じた地域融和のためのモスタル市スポーツセンター改修計画」の引渡式が開催されました。式典には、我が国から岸信夫外務副大臣及び小川和也駐BH日本国大使、BHからヨスィプ・ブルキッチ外務副大臣、ネベンコ・ヘルツェグBH連邦ヘルツェゴビナ・ネレトバ県首相、ハサン・シシッチ同市スポーツ協会会長、イビツァ・オシム元サッカー日本代表チーム監督が出席したほか、セジン・シナノグルUNDP常駐代表(兼国連常駐調整官)も同席しました。
本件計画は、1990年代前半に発生した民族紛争の激戦地の一つとなり、今なお民族の分断が根深く残るモスタル市において、スポーツセンターのサッカー場を改修するものであり、日本政府はモスタル市に対して226,505ユーロ(約2,900万円)を供与しました。同サッカー場において、元サッカー日本代表チーム主将の宮本恒靖氏らが主導するスポーツ・アカデミー「マリ・モスト」(「小さな橋」の意)がサッカー教室を開設し、異なる民族の子供たちがスポーツを通じて交流するための場を提供します。
引渡式において、岸副大臣は、このプロジェクトの本格始動に当たり、将来を担う子供たちがスポーツを通じて友情を育み、民族間の架け橋になることを期待する旨述べました。また、式典に出席したブルキッチ外務副大臣,ベシュリッチ市長等から本件支援への謝意が述べられた他、宮本恒靖氏からビデオメッセージが寄せられました。
本件計画は、1990年代前半に発生した民族紛争の激戦地の一つとなり、今なお民族の分断が根深く残るモスタル市において、スポーツセンターのサッカー場を改修するものであり、日本政府はモスタル市に対して226,505ユーロ(約2,900万円)を供与しました。同サッカー場において、元サッカー日本代表チーム主将の宮本恒靖氏らが主導するスポーツ・アカデミー「マリ・モスト」(「小さな橋」の意)がサッカー教室を開設し、異なる民族の子供たちがスポーツを通じて交流するための場を提供します。
引渡式において、岸副大臣は、このプロジェクトの本格始動に当たり、将来を担う子供たちがスポーツを通じて友情を育み、民族間の架け橋になることを期待する旨述べました。また、式典に出席したブルキッチ外務副大臣,ベシュリッチ市長等から本件支援への謝意が述べられた他、宮本恒靖氏からビデオメッセージが寄せられました。