平成27年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「カカニ市診療所医療機材整備計画」引渡式の実施
平成28年12月14日
11月23日,小川和也駐ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使は,ボスニア・ヘルツェゴビナ北東部に位置するカカニ市において,平成27年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「カカニ市診療所医療機材整備計画」の引渡式に出席しました。引渡式には,小川大使のほか,ドラゴリュブ・ブレニョ・ゼニツァ・ドボイ県保健大臣,ネルミン・マンドラ・カカニ市長及びミルサド・トゥルサム・カカニ市診療所長が出席しました。
本案件で,日本政府はカカニ市診療所に対し,超音波診断装置の整備を行うため,23,304ユーロ(3,262,560円)を贈与しました。本計画により,カカニ市診療所において,大気汚染の影響によって肺疾患及び呼吸器疾患を患っているために超音波診断装置による診断を必要とする,年間延べ約1万5,000人の患者に直接裨益するほか,カカニ市の住民約4万人にも間接的に裨益します。
日本国政府は,ボスニア・ヘルツェゴビナにおいて,一次医療環境の改善を重要課題の一つと位置づけ,1996年より開始された草の根・人間の安全無償資金協力を通じてこれまでに約30件の医療関連支援を行っています。
本案件で,日本政府はカカニ市診療所に対し,超音波診断装置の整備を行うため,23,304ユーロ(3,262,560円)を贈与しました。本計画により,カカニ市診療所において,大気汚染の影響によって肺疾患及び呼吸器疾患を患っているために超音波診断装置による診断を必要とする,年間延べ約1万5,000人の患者に直接裨益するほか,カカニ市の住民約4万人にも間接的に裨益します。
日本国政府は,ボスニア・ヘルツェゴビナにおいて,一次医療環境の改善を重要課題の一つと位置づけ,1996年より開始された草の根・人間の安全無償資金協力を通じてこれまでに約30件の医療関連支援を行っています。