平成29年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ロガティツァ市スベティ・サバ小学校修復計画」引渡式の実施
令和元年6月19日
6月10日,ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボから東へ約50キロに位置するロガティツァ市において,平成29年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ロガティツァ市スベティ・サバ小学校修復計画」の引渡式が行われ,坂本秀之大使,トリビッチ・スルプスカ共和国教育・文化大臣及びピェブチェビッチ・スベティ・サバ小学校校長等が式典に出席しました。
日本政府は同小学校に対し,老朽化した校舎の窓・窓枠及びドアの修復を行う本計画のために,74,553ユーロ(9,095,466円)を供与しました。同小学校の校舎は1975年に設立されましたが、これまで本格的な改修は行われておらず,老朽化が激しい状態にありました。本計画により,同小学校の約800名の児童及び約70名の教職員が直接裨益します。
日本政府は,教育環境改善をボスニア・ヘルツェゴビナにおける開発支援の重要課題の一つと位置づけ,1996年より開始された草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて90件以上の教育関連事業支援を行っています。