平成29年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ビイェリナ市クネズ・イボ・オド・センベリイェ小学校修復計画」視察
令和2年11月4日
10月26日、ボスニア・ヘルツェゴビナのビイェリナ市(首都サラエボから北東約180キロ)において、無事に完了した平成29年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ビイェリナ市クネズ・イボ・オド・センベリイェ小学校修復計画」の小学校校舎を、田中清隆一等書記官がラデンコ・サビッチ校長の案内の下、訪問しました。
日本政府は同小学校に対し、老朽化した校舎の窓・窓枠及びドアの修復を行う本計画のために、69,069ユーロ(8,426,418円)を供与しました。同小学校は1978年に設立されましたが、校舎に使用されている窓・窓枠及びドアは老朽化が激しい状態にありました。本計画により、同小学校の約1,200名の児童及び約160名の教職員が直接裨益します。
日本政府は、教育環境改善をボスニア・ヘルツェゴビナにおける開発支援の重要課題の一つと位置づけ、1996年より開始された草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて延べ80件以上の教育関連事業支援を行っています。