デイトン和平合意締結25周年式典における河津西バルカン担当大使によるビデオ・メッセージの発出
令和2年12月17日

12月12日、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争終結に際して締結された、デイトン和平合意締結25周年式典がサラエボにて開催され、伊藤大使が出席し、他国の代表とともに、外務省欧州局の河津西バルカン担当大使がビデオ・メッセージを発出いたしました。
ビデオ・メッセージにおいて、河津西バルカン担当大使は、デイトン和平合意が締結され25周年を迎えたことに祝意を表し、上級代表事務所(OHR)をはじめとした関係者の努力によってボスニア・ヘルツェゴビナの和平が保たれていることを喜ばしく思う旨述べました。
また、河津西バルカン担当大使は、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争において、明石康国連事務総長特別代表や昨年逝去された緒方貞子第8代国連難民高等弁務官など、日本人の貢献があったことに触れつつ、当地における紛争終結後から今日に至るまで、日本がボスニア・ヘルツェゴビナの復興と発展及び民生の向上のために様々な支援を実施してきており、さらに、日本は「西バルカン協力イニシアティブ」の下、ボスニア・ヘルツェゴビナにおける民族間協力と改革努力を引き続き支援していく考えである旨を述べました。