令和2年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「スルプスカ共和国視覚障害者協会点字機材整備計画」の贈与契約署名式実施
令和3年3月2日
日本政府は、令和2年度草の根・人間の安全保障無償資金協力の一環として、「スルプスカ共和国視覚障害者協会点字機材整備計画」に80,264ユーロ(約990万円)を供与することを決定し、3月2日、スルプスカ共和国保健・社会福祉省庁舎において、伊藤眞大使は、シェラニッチ・スルプスカ共和国保健・社会福祉大臣の出席の下、スジッチ・スルプスカ共和国視覚障害者協会長と贈与契約に署名しました。
本計画は、点字プリンター3点及び点字ディスプレイ10点をスルプスカ共和国視覚障害者協会に供与するものです。同協会は視覚障害のある会員の教育・社会生活環境をサポートするために1992年に設立され、本部及びスルプスカ共和国内の22支部から構成されています。この支援により、点字教育教材の提供や情報通信へのアクセス機会を提供することができるようになり、約2,000名の同協会の会員が直接裨益します。