令和3年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ビハチ市、ドニ・バクフ市、ドボイ市及びフォチャ市における地雷除去支援計画」の贈与契約署名式実施

令和3年5月18日

日本政府は、令和3年度草の根・人間の安全保障無償資金協力の一環として、「ビハチ市、ドニ・バクフ市、ドボイ市及びフォチャ市における地雷除去支援計画」に389,150ユーロ(約4,700万円)を供与することを決定し、5月1日、ボスニア・ヘルツェゴビナ外務省庁舎において、伊藤眞大使は、当地訪問中であった茂木外務大臣及びトゥルコビッチBH閣僚評議会副議長兼外務大臣の立ち合いの下、トマジュ・ロヴレンチッチ人間の安全保障強化のための国際信託基金(ITF)代表と贈与契約に署名しました。 
 
本計画は、ビハチ市、ドニ・バクフ市、ドボイ市及びフォチャ市の計194,026平方メートルで地雷除去を行うための活動に供与するもので、本件支援により、対象地域の住民約370人が直接裨益するとともに、爆発物の脅威が取り除かれ、生活圏の安全性が向上することで同4市に居住する住民約16万人が安全な生活を送ることができるようになります。