令和元年度草の根・人間の安全保障無償資金協力2件の引渡式の実施
令和3年9月24日
9月17日、伊藤大使は、トゥズラ県を訪問の上、令和元年度草の根・人間の安全保障無償資金協力2件の引渡式に出席しました。
午前中、伊藤大使は、シャディッチ・チェリッチ小学校校長に迎えられ、フルスタノビッチ・チェリッチ市長とともに同小学校にて行われた「チェリッチ市チェリッチ小学校修復計画」の引渡式に出席しました。本計画は、老朽化した校舎の窓・窓枠及びドアの修復を行うもので、56,286ユーロ(7,373,466円)を供与しました。
同日午後に実施された「ジビニツェ市ビシュチャ小学校修復計画」の引渡式では、伊藤大使は、アリマノビッチ・ビシュチャ小学校校長に迎えられ、トゥズラ県関係者及びジビニツェ副市長とともに同小学校にて行われた式典に出席しました。本計画は、老朽化した校舎の窓・窓枠、ドア及びラジエーターの修復を行うもので、43,524ユーロ(5,701,644円)を供与しました。
両計画により、両小学校の合計約740名の児童及び約80名の教職員が直接裨益します。
日本政府は、教育環境の改善をボスニア・ヘルツェゴビナにおける開発支援の重要課題の一つと位置づけ、1996年より開始された草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて、延べ80件以上の教育関連事業支援を行っています。