令和3年度講師派遣事業の実施(スマート農業)
令和4年3月21日
3月15日、日本大使館とサラエボ大学農学部の共催により、野口伸・北海道大学農学研究院教授を講師にお招きし、「持続可能な社会に向けた日本のスマート農業」をテーマとしたハイブリッド型セミナーが開催されました。
伊藤大使は、開会の辞において、ボスニア・ヘルツェゴビナは農業の担い手が誇れる農産品を豊富に有している点に触れつつ、今回のセミナーが持続可能な農業の発展の一助となること及び両国の学術会の具体的な交流につながることを期待する旨述べました。
また、開会に際し、ニコリッチ・サラエボ・カントン科学・高等教育・青年大臣、ボシュコビッチ・サラエボ大学副学長、ブルカ・サラエボ大学農学部長も挨拶を行いました。
野口教授は、スマート農業の概念やメソッド、農業分野のデジタル化における日本の知見等の紹介を行い、農学部講堂及びオンライン合わせて200人以上の参加者が熱心に耳を傾けていました。