JICA協力隊(柔道隊員)による柔道指導キャンプの実施

令和4年10月28日

 

 



10月18日~21日、JICAバルカン事務所より、中埜静香企画調整員とセルビア柔道連盟に派遣中の西牧由人JICA協力隊員が当地を訪問し、サラエボ市内のホテルにて開催された柔道指導キャンプに参加しました。
当地では、かねてより日本人による柔道指導の機会が強く望まれていたところ、伊藤大使の働きかけにより、今回初めてJICA柔道隊員の出張派遣が決定し、ボスニア・ヘルツェゴビナ柔道連盟(BH柔道連盟)主催で同キャンプが開催されることとなりました。
キャンプには、BH柔道連盟に所属するクラブより、子供から大人まで延べ約150人以上が参加し、西牧隊員の指導に熱心に耳を傾けていました。最終日には柔道オリンピックBH代表選手であるラリッサ選手も駆けつけ、キャンプは大盛況のうちに幕を閉じました。
キャンプ開始前日に当大使館で行われた、JICAとBH柔道連盟との意見交換ミーティングでは、ツルノゴラツ・ボスニア・ヘルツェゴビナ柔道連盟会長は、柔道が当地で大変人気のあるスポーツであることを紹介するとともに、日本人から直接指導を受けられる機会は非常に貴重であると述べました。
伊藤大使は、今後もこうした出張派遣を継続して実施し、日本とボスニア・ヘルツェゴビナの文化交流を一層促進していきたいと述べました。