モスタル市スポーツ協会 ジェナン・シュタ氏に対する外務大臣表彰

令和5年8月31日
 


日本外務省は、2023年外務大臣表彰を、モスタル市スポーツ協会 ジェナン・シュタ上級マネジャーに授与することを決定しました。
同氏は、2011年よりモスタル市スポーツ協会の中心人物として活躍し、2016年JICA主催のプロジェクトでは、日本で行われた体育教育に関する研修に参加したほか、ボスニア・ヘルツェゴビナで初となる「UNDOKAI」(運動会)の実施にも携わりました。以降、障がい者を含めて誰もが参加できるスポーツイベントとして「UNDOKAI」を継続して開催し、ボスニア・ヘルツェゴビナの人々の健康増進のために日本の体育教育を活用しています。
また、同氏は、元サッカー日本代表主将の宮本恒靖氏らが2014年にモスタルで設立したスポーツアカデミー「マリ・モスト」の現地代表も務めており、日・BH間の相互交流の増進と民族間の相互理解の促進に尽力しています。
この度の外務大臣表彰は、同氏のこうした功績を称え授与されるものです。

外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。