ジェナン・シュタ氏に対する外務大臣表彰授与式

令和5年12月19日
 
  

 


12月18日(月)、杵渕大使は、モスタル市スポーツ協会 ジェナン・シュタ上級マネジャーに対し、令和5年度外務大臣表彰の賞状を授与しました。授与式にはモスタル市議会議長、モスタル市スポーツ協会会長や同氏の同僚等が参加したほか、宮本恒靖日本サッカー協会専務理事(サッカー日本代表元主将)からお祝いのメッセージも届きました。
同氏は、本邦においてJICAが実施した体育教育に関する研修に参加し、ボスニア・ヘルツェゴビナで初となる日本式運動会(「UNDOKAI」)の開催に尽力しました。以降、同氏は「UNDOKAI」を、民族や体のハンディキャップに関わらず誰もが参加できるスポーツイベントとして継続して実施しており、日本の体育教育・スポーツを通じた相互協力、相互理解を促進しています。
また、同氏は、宮本恒靖氏が設立したスポーツアカデミー「マリ・モスト」でも、エグゼクティブ・ディレクターとして、日本とボスニア・ヘルツェゴビナ両国の子供たちの相互交流を実現させるなど、日本とボスニア・ヘルツェゴビナの友好親善に大きく貢献しています。このような功績が認められ、今回外務大臣表彰受賞となりました。
授与式で杵渕大使は、シュタ氏のこれまでの貢献に対して感謝の意を表すとともに、ボスニア・ヘルツェゴビナではシュタ氏が3人目の外務大臣表彰受賞者であることに触れ、今後、日本とボスニア・ヘルツェゴビナの二国間関係の発展に積極的に取り組む人物がさらに増えていくことへの期待を述べました。シュタ氏は、今回の表彰に深く感謝の意を表し、引き続き両国の関係深化に向けて一層の努力をしていきたいと力強く述べました。