柔道「サラエボ・ヨーロッパ・ホープ杯」及び講道館技術指導セミナー

令和6年4月25日
4月20日、杵渕大使はサラエボ市近郊で行われた柔道「サラエボ・ヨーロッパ・ホープ杯」の開会式ならびに表彰式に出席しました。同大会は、15歳以下の若い柔道家のための国際大会で、第1回大会となった今回はヨーロッパ13カ国から男女合わせて240名弱の選手が参加しました。また、本大会に合わせ、日本の講道館から仮屋力氏、瀧本誠氏が柔道の技術指導のために当地を来訪しました。瀧本氏は、2020年のシドニーオリンピック大会の81kg級の金メダリストで、セミナーに参加した子供たちは皆真剣に日本の指導者からのアドバイスに耳を傾けていました。
杵渕大使は、セミナー会場でインタビューに答え、講道館は柔道の総本山であり、本当の「心・技・体」を講道館の指導によって直接子供たちが学ぶ機会があることは、ヨーロッパにおける柔道の普及に非常に重要なことであると述べるとともに、BHと日本の間にはさまざまな協力関係があるが、柔道をはじめスポーツを通じた人々の相互交流は、二国間の良好な関係の発展にとって非常に重要であると述べました。