ボスニア・ヘルツェゴビナの医療機関に救急車3台及び医療機器を供与
令和6年9月20日
9月20日、杵渕大使は、ボシュニャク・ボスニア・ヘルツェゴビナ民生大臣と会談し、ボスニア・ヘルツェゴビナの保健機関に対する救急車3台及び医療機器の引渡を行いました。
救急車の供与は、ボスニア・ヘルツェゴビナの医療機関に対する日本の1億円の無償資金協力にて実現しました。この支援は、2021年に署名された協定に基づいてボスニア・ヘルツェゴビナに提供された支援の第2弾です。同協力の総額は、153,810ユーロで、供与された救急車は、トヨタ車です。救急車は、スルプスカ共和国保健社会保護省、ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦保健省、ブルチュコ特別区保健局によって、エンドユーザーとして指定された医療機関に割り当てられました。(ビイェリナ病院、ビハチ病院、ブルチュコ病院)
なお、本支援の第一弾としては、昨年、可搬型超音波画像診断装置がグラディシュカ病院に供与されています。
会談において、杵渕大使は、これまでの日本の支援に加えて、今回の救急車3台及び医療機器の寄贈がボスニア・ヘルツェゴビナ国民の生活の質の向上に貢献することを期待していると述べました。