令和5年度草の根・人間の安全保障無償資金協力 「東サラエボ市パレ区診療所救急車整備計画」引渡式の実施

令和7年2月7日

25日、相木大使は、コイッチ・パレ区長、コロマン・パレ区議会議長、シャラツ・パレ区診療所所長等と共に、令和5年度草の根人間の安全保障無償資金協力事業東サラエボ市パレ区診療所救急車整備計画」の引渡式に出席しました。 

 

引渡式にて相木大使は、救急車及び搭載する医療機材が緊急搬送をより円滑なものとし、市民の生活の質の向上に役立つことを期待していると述べました。 

 

コイッチ・パレ区長は、パレ区のような小さな自治体にとって、日本政府から支援が受けられたことは非常に光栄であるとして、日本への感謝を述べるとともに、これからも良い協力関係を育んでいきたい旨述べました。 

 

また、シャラツ・パレ区診療所所長は、日本政府による同診療所への支援は今回が初めてではなく、以前にも救急車とX線撮影装置の支援があり、今も大いに活用されているとし、日本の継続した支援に対し、感謝の意を表しました。 

 

なお、日本政府は同診療所に対し、救急車び救急車に搭載する医療機材のために49,891ユーロ(約700万円)を供与しました。本計画により年間約150以上の患者スムーズな緊急搬送が可能となります。